天津でよく聞く教育相談

字が汚い子供、どうすればきれいになるの?

2011年1月20日

Q.ご質問
小学3年生の娘がいます。いつもいつも殴り書きのような字を書きます。それを見るたびに「きれいに書きなさい」と言うのですが、なかなかきれいになりません。どうすればいいのでしょうか。

A.回答
日本・中国以外の外国にいるJOBA職員と話をしてみると、美しい字にこだわるのは、世界で日本と中国ぐらいなのではないかと思います。英語圏から日本に帰国したお子さん達は、中1になってから英語のアルファベットの書き順を1画1画習う子供達を見て、とても滑稽に思うようです。もちろん、アルファベットに正しい書き順はありません。

さて、ご質問についてですが、JOBAでも字がザツなお子さんはとても多いです。鉛筆を持ち始める幼稚園・小学校低学年のうちは、まだ変な癖が無いので比較的簡単に矯正することができますが、大きくなってしまうとなかなか直らなくなってしまいます。

特に、女の子の場合、小学校高学年から「ギャル文字」といわれる女子中高生がよく使う字体をわざと書くようになるお子さんは多いです。字が雑な女の子の成長を見ていますと、小学校高学年ぐらいになって自分の字が汚いことに気付く→普通の字は書けない→ギャル文字ならば字の汚さがばれない→ギャル文字の練習をするようになっていくようです。

では、どうすれば直すことができるのでしょう。字の汚さには様々な要因が考えられます。以下のうち、お子様にあてはまる点はないでしょうか。

手遅れにならないうちに、早めの習慣づけをお勧めします。

 

(フリーペーパー「友」 2010年1月号掲載)

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