天津でよく聞く教育相談

模擬試験偏差値の勘違い

2011年1月18日

Q.ご質問
先日、中学3年生の息子が模擬試験を受けたところ、偏差値58でした。けれど、息子の志望高校は偏差値65の公立高校です。入試本番まで、残り10ヶ月です。偏差値を「7」も上げることは可能なのでしょうか。

A.回答
[偏差値の勘違い]
合格可能性を偏差値で考えるときに注意すべきことがあります。偏差値というものは、全国の学習塾、出版社で統一された基準はありません。ある塾の模試では偏差値60の高校が、別の塾の模試では55だった、などの違いがみられることもあるのです。その模試の偏差値と、偏差値表の偏差値は同じ発行元が出しているものなのでしょうか。1つの模試を受けたならば、同じ発行元が出している偏差値表を参考にしてください。

[1学期の志望校設定]
この時期なら、成績を上げることは十分可能です。今からそれほど現実的になる必要はありません。夏休みの終わりまでは、多少、高望みの志望校設定をしてください。日本ならば、まだ部活に専念している中学3年生が、夏休みに部活を引退し、勉強に本腰を入れたとたん、爆発的に成績が上がることはよくあることです。

[公立高校の判定の注意]
公立高校入試は、得点結果だけでなく、中学校での学校成績も判定要素に加味されることを忘れてはいけません。中学生対象の模試の多くは、得点結果のみの判定がされていて、学校成績を加えた判定がされていません。その場合、学校成績が比較的低い受験生は模試の判定を厳しく、比較的良い受験生は甘くみていいでしょう。

[天津での模擬試験受験について]
日本国内には、会場受験できない方の為の、在宅受験が可能な模試もあります。問題用紙が自宅へ届き、解答用紙を返送すると、判定がされるものです。海外へも送付可能な模試もあるので、興味のある方は、ぜひ模試の出版元へ問い合わせてみましょう。その際に受験する模試は、本帰国後にお住まいになる地域で、規模の大きな模試がよいでしょう。JOBA天津校では模擬試験の会場受験が可能です。

(フリーペーパー「友」 2009年4月号掲載)

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